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新しい住宅を検討中の方へ!木の家の外壁について解説します!

2021/04/14

新しい住宅をお探しの方で木の家に興味がある方はいらっしゃいませんか。
外壁に木材を用いることは、年月の経過とともに生まれる味のある独特なデザイン性を実現できます。
その反面、木材を外壁に用いることで注意すべきことも存在します。
そこで今回は、木の家の外壁について紹介します。

□外壁に木材を用いるメリットとは

まず、外壁に木材を用いるメリットを2つ紹介します。

1つ目は、廃盤がないことです。
多くの住宅で用いられている壁材は工業製品であるため廃盤が存在します。
マイホームではこれから長い時間を過ごしていくことでしょう。
年月が経った数十年後に外壁に問題が生じた際に、壁材が廃盤で手に入らないことは珍しくありません。

木材を外壁に用いた場合はそのようなことは起こらないでしょう。
年月が経過しても同じ素材を手に入れることが可能です。
そのため、外壁のメンテナンス時に気に入った外壁を変更する必要もありませんね。

2つ目は、趣のあるデザインを実現できることです。
木の温もりが感じられる独自のデザイン性も外壁に木材を用いるメリットの1つです。
特に、年月が経つことで色や模様が変化して深みが生まれます。

サイディングなどを用いた外壁は時間が経過するほどに劣化し、見栄えが悪くなってしまいますよね。
しかし、木材は年月が経過しても味わいが出るだけでなく、デザイン性がむしろ向上することもあります。

□外壁に木材を用いる際の注意点とは

次に、外壁に木材を用いる際の注意点について2つ紹介します。

1つ目は、木材が使えないこともあることです。
木は可燃性であるため、防火性能を不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。
木材を燃えにくくするためには、特定の材料を塗布するなど加工が必要となります。

ただ、建築基準法により住宅の地域によっては火災の延焼を防止するため防火地域に指定されている場合があります。
建物の密集度が高い地域や、緊急車両の通る幹線道路沿いなどでは、外壁材に制限が設けられている準防火地域や法第22条区域とされていることがあります。

このように指定がされている地域では、外壁材に制限がされていることもあるため、外壁に木材を使用できないこともあるでしょう。
外壁に木材を用いたい場合は、事前にハウスメーカーに相談しておくと安心ですね。

2つ目は、定期的なメンテナンスが必要であることです。
木材は天然の素材であるため、メンテナンスを怠ると紫外線や雨風などにより腐食してしまうことがあります。
また、調湿機能を木材は備えていますが、木材が過剰に水分を吸収した際や乾燥した際には形が伸縮してしまうことがあります。

木材は呼吸をして伸縮しているため、塗装による加工をしていても塗膜がはがれてしまうことがあるため定期的なメンテナンスが必要になるでしょう。
他の外壁材でも定期的なメンテナンスは必要となるため、住宅を建てる際には外壁のメンテナンスの事情も考慮しておくと良いですね。

□まとめ

今回は、木の家の外壁について紹介しました。
木材を用いた外壁は、さまざまなメリットがありますが注意すべきことも存在します。
これらを踏まえて住宅の外壁を決める際に選択肢の1つとして考慮されてはいかがでしょうか。
注文住宅の購入をお考えの際は、ぜひ当社までお気軽ご相談ください。