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住宅をお探しの皆さん!断熱材について解説します!

2021/02/22

住宅をお探し中の民さん、断熱材についてご存知ですか。
住宅を購入するにあたって「断熱」という言葉は聞いたことがあるけれど、断熱材に関しては詳しく知らないといった方もいるかもしれません。
そんな方に向けて、今回は住宅に使用される断熱材について解説します。

□断熱材と構造について

断熱材を選ぶにあたって、重要になるのが工法だということはご存知ですか。
断熱材選びを始める前に、まずは工法を選択する必要があります。

それでは断熱を考えるにあたって、最適な工法はどれでしょうか。
最もおすすめなのが木造です。
なぜなら木造で使用される木材は、他のものに比べて柔らかく、軽いからです。
このことから、断熱材との相性が良いと言えます。
また、木材自体に断熱効果があることも魅力と言えるでしょう。

それとは逆に、鉄骨は非常に重量があるうえ、熱によって伸び縮みします。
この性質から、冬は鉄自体が非常に冷たくなり、断熱材を入れても効果を存分に発揮しきれない可能性があります。
このようなことから北海道などの寒い地域で、断熱を意識している家では、鉄骨製ものは少なくなっています。
鉄骨にも様々な魅力があるのですが、断熱を意識したい場合はあまりおすすめできません。

□断熱材選びのポイントについて

続いては、断熱材選びのポイントを解説します。

1つ目は、結露対策です。
断熱材が結露して濡れてしまうと、断熱効果が存分に発揮できません。
どの種類の断熱材であっても、しっかりと結露対策がとられているか確認しましょう。

2つ目は、気密対策です。
隙間があると断熱性能が落ちてしまうので、気密性を意識した断熱材選びを行いましょう。

3つ目は、劣化対策です。
断熱材の中には紫外線に触れると、性能が低下するものもあります。
断熱材は壁の中に入れるものなので、紫外線の心配をする必要は基本的にありませんが、耐久性の高い断熱材を使用すれば安心でしょう。

最後に、これらの要素を検討したうえでコストの比較を行いましょう。
性能が同じであれば、コストが低いものを選んだ方が出費を抑えられます。
ただ、上記の3つの対策はしっかりと行うようにしてくださいね。

□まとめ

今回は、住宅に使用する断熱材について解説しました。
断熱材との相性が良い構造は木造であること、断熱材を選ぶ際には2つの対策をとる必要があることを覚えておいてくださいね。
この他にも住宅に関するご質問がございましたら、お気軽に当社までご連絡ください。