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土地の購入をご検討中ですか?建築条件付きの土地について解説します!

2020/12/07

マイホームと同時に土地の購入を検討されている皆さん、建築条件付きの土地についてご存じですか。
建築条件付きの土地を購入すると、何かとトラブルになりやすいのでできるだけ避けた方が良いでしょう。
今回は建築条件付きの土地とは何か、そしてなぜ避けた方がいいのかについて解説します。

□建築条件付きの土地とは

建築条件付きの土地とは、一定期間内に指定された建設業者で家を建てる必要がある土地のことです。
この特性から、売り建てと呼ばれることもあります。
この土地を購入した場合は、指定された業者にしか建物の建築を依頼できないので自由度はあまり高くないと言えます。
そのため、あらかじめ気に入った業者に建物の建築を依頼しようと計画している場合は、建築条件付きの土地は避けた方がよいでしょう。

建築条件付きの土地は消費者の自由を奪うためのものではありません。
それではどうしてこのような制度が存在するのでしょうか。
本来のこの制度の目的は、大規模造成住宅地の街並みを統一して高い資産性を保つというものです。
同じ業者が同じエリアの複数の建物の建築に携わることで、そのエリア内の建物の外観がちぐはぐにならず美しい景観を形成できます。
それによって町や個々の建物の資産性を高く保てるという仕組みです。

□建築条件付き土地の購入をおすすめできない理由とは

それでは、なぜ建築条件付きの土地の購入はおすすめできないのでしょうか。
それは建築時のトラブル発生率が非常に高いからです。
顧客側は一度その土地を買ったら指定の業者にしか建物の建設を依頼できず、解約も難しくなっています。
このことから、業者と顧客のパワーバランスが崩れてしまうでしょう。
仮に業者側の対応に不満があっても、なすすべが無いといった状態に陥りかねません。

以上のような理由から、条件付きの土地を購入することはおすすめできません。
しかし、どうしてもこのような土地を購入したいという方もいらっしゃるかもしれません。
そのような場合は、契約解除時の対処法や返金についてもあらかじめ調べておきましょう。
万が一トラブルが起こってしまった場合でも安心です。

□まとめ

今回は建築条件付き土地について解説しました。
全ての建築条件付き土地が絶対的に悪いわけではありませんが、トラブルが起こりやすいことも事実です。
土地や注文住宅を購入するときには今回の記事の情報を参考にして、家づくりをスムーズに行ってくださいね。